性別もろもろ

【性同一性障害】戸籍の性別の変更の仕方。要件・費用など

こんにちは。MtF(元男子)たちばなです。

今回は、性同一性障害の戸籍の性別の変更について書きたいと思います。

要件

まず、戸籍の性別の変更ができる要件は以下のとおりです。

  1. 二人以上の医師により,性同一性障害であることが診断されていること
  2. 20歳以上であること
  3. 現に婚姻をしていないこと
  4. 現に未成年の子がいないこと
  5. 生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること
  6. 他の性別の性器の部分に近似する外観を備えていること

順に見ていきましょう。

二人以上の医師により,性同一性障害であることが診断されていること

ひとりのお医者さんだけでは足りません。
二人以上の医師に診断を下してもらう必要があります。

性同一性障害で、戸籍の変更がしたくて…と言えば、
スムーズに診断書を書いていただけると思います。

20歳以上であること

成人していなければなりません。

未成年の方で、社会的な性別を変更したい方は、
学校や会社に個別に対応してもらいましょう。

私も大学時代、対応してもらいました。
(↓詳しいエピソードはこちら)

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現に婚姻をしていないこと、現に未成年の子がいないこと

現在結婚していて、未成年の子どもがいる場合は、
戸籍の性別を変更することが出来ません。

これらの要件は、現在問題になっています。

性同一性障害で、パートナーが居て、子どもが居るという方も少なくありません。

※疑問に思われる方もいるかも知れませんが、性同一性障害でも、同性愛者の方はいらっしゃいます。
つまり、例えば、体を女性にしたいと思いつつ、恋愛対象が女性の方です。

これらの要件は、やがて無くなるのではないかと予想されます。

生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること、他の性別の性器の部分に近似する外観を備えていること

要は、性別適合手術(性転換手術)を行っていることが要件になっています。

こちらも、やがて変更になるかもしれません。
なぜなら、性別適合手術を行わなくても、見た目がすでに移行後の性別に変わっていたり、
また、経済的な理由などから手術を行うのが難しい場合も多々あります。
手術を行う事を望まない当事者もいらっしゃいます。

特に、FtM(女性から男性に移行)の方は、手術が難しく、
また、何回も手術を行わなくてはならず、この要件は問題になることが多いです。

手続きについて

管轄の裁判所でやってもらいます。
→管轄の裁判所を調べるにはこちら

費用

  • 収入印紙800円分
  • 連絡用の郵便切手

が必要となります。

裁判所でも売っていたりします。

申立てに必要な書類

(1) 申立書

(2) 標準的な申立添付書類

  • 申立人の出生時から現在までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本(全部事項証明書)
  • 所定の事項の記載のある2人以上の医師による診断書

が必要となります。

さいごに

以上が、戸籍の変更についてでした。

戸籍が変わると、保険証・パスポートなど、生活に必要なものが変更となるので
とても生きやすくなります。

私の場合、特に、病院では、戸籍の性別が違うがために苦労したことも多かったです。
本当に、戸籍が変わって楽になりました。

もっともっと、性同一性障害の人にとっても
生きやすい世の中になっていけばなあと願うばかりです。

それでは、ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!

 

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